「人前で話すときに緊張します…」という気持ちは、僕もよく分かります。
実際に僕は、学生時代の国語の授業で、「ここを読んでくれる人?」という先生からの声に、いつも「当たるな…」と思っていました。
また、何かのクラス委員?で、みんなの前で司会をしなければいけないときがあったのですが、
僕はそのときに、何も話すことができなかったのですよね。
先生も、僕が話すのを待っていてくれたのですが、結局、僕は話し出すことができなくて、仕方なく、別の生徒が仕切ってくれました。
今でも僕にとっては、恥ずかしい思い出(情けない思い出)として、残っています。
では、そもそも人はなぜ緊張するのかというと、「自分を良く見せようとしているから」です。
たとえば、たくさんの人の前で話すときに緊張するのは、「良いところを見せよう」、「よく見せないといけない」、
「失敗は許されない」と思って、体や脳が委縮してしまい、普段とは違う状態(力が入った状態)になってしまうからです。
また、大きな発表会やスポーツの試合などでも、緊張することはあると思いますし、
採用試験の面接や、初対面の人の前でも、緊張することはありますよね?
「良いところを見せないといけない…」や「自分の実力以上のものを出さなければいけない…」と思ってしまい、
普段とは違う状態(力が入った状態)になってしまうので、逆に ぎこちない動きになってしまいます。
人前で失敗すると、やっぱり恥ずかしいと思いますし、「良く見せたい」と思ってしまうものなので、
多くの人の視線が自分に向いているときは、誰でも緊張してしまうものです。
だから、緊張しない人はほとんどいないと思いますし、緊張することは当たり前ですよね。