「私は運動が苦手です…」という人も、もちろんいると思います。
実際に、運動ができなかったとしても、特に困ることはありませんからね。
でも、時間が流れていけば、人は年を取っていくものですし、持っている機能を使わないと、
驚くようなスピードで、その機能が低下していくものです。
たとえば、運動をして、体を使わないと、筋肉や血管の働きが弱くなっていきます。
また、大人になると脂肪がつきやすくなるため、糖尿病や高血圧、脳卒中などの病気(生活習慣病)になる可能性が上がってしまいます。
最近、「健康寿命」という言葉が注目されていますけど、運動をしていないと、自分の力だけで朝起きたり、
ご飯を食べたり、お風呂に入ったりすることが、近い将来、自分でできなくなってしまうかもしれないのです。
だから、「運動が健康に良い」というよりも、運動をしなければ、普通に生活することが難しくなってしまうかもしれない、ということですね。
健康というのは、失って、初めて大切さが分かるので、、、生きていくために、運動は必要なものになります。