「他の人と比較をしない」や「普段の当たり前の生活を幸せと思う」と言われても、現在は情報に溢れています。
たくさんの情報が自然に入ってくるため、他の人とまったく比較をしないことは、難しいですよね?
では、どうすれば幸せになれるかというと、僕が考えた方法は、「嬉しいことを増やす」という方法です。
そもそも、「幸せと感じること」や「楽しいこと」というのは、人によって違います。
ゲームが楽しいと思う人もいますし、旅行をしているときが楽しいと思う人もいます。
でも、「嬉しいこと」については、ほとんどの人にとって、かなり似ている(一緒である)と思いました。
具体的に、「人にとって嬉しいこと」というのは、次の5つのことです。
■ 人にとって嬉しい5つのこと!
1. 理解されること
2. 共感されること
3. 褒められること
4. 必要とされること(愛されること)
5. 感謝されること(喜んでもらうこと)
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まず、人は、自分のことを理解してもらえると、嬉しいと感じます。
たとえば、「いつもすごく仕事を頑張ているよね」とか、「あなたのこういうところが良いところだね!」という形で、
自分のことを分かってもらえて、理解してもらえたら、嬉しいものですよね?
「理解されること」というのは、誰にとっても、嬉しいことになります。
そして同じように、人は、共感してもらえると、嬉しいと感じるものです。
たとえば、「あなたが言っていることは分かります!」や「私も同じように考えています!」という感じで、共感してもらえたら、嬉しいですよね。
「共感されること」というのも、誰にとっても、嬉しいことになります。
また、褒められることも、人は嬉しいと感じます。
たとえば仕事で、「この資料、とても良くできていたよ」と褒められたら、やっぱり嬉しいものですし、
女性も、作った料理について、「すごく美味しかったよ。料理上手なんだね」と褒められたら、嬉しいですよね。
「褒められる」ということは、誰にとっても、嬉しいことです。
そして、必要とされることにも、人は喜びを感じます。
たとえば、仕事でお客さんから、「あなたがいてくれて本当に良かったです!」と言われたり、
野球チームで監督から、「お前はこのチームに必要な人間なんだ」と言われたら、嬉しいですよね。
人から必要とされたり、人から愛されるというのは、誰にとっても、嬉しいことになります。
そして最後に、誰でも感謝されたら、やっぱり嬉しいですよね?
「良いものを作ってくれて、ありがとう!」と言われたり、「いつもお仕事をがんばってくれて、ありがとう」と言われると、やっぱり嬉しいんですよね。
人に喜んでくれて、人に感謝してもらえたら、やっぱり嬉しいと感じるものです。
ちなみに、「嬉しいことは誰にとっても一緒である」と、僕がお伝えしている根拠は、ここでお伝えした「人にとって嬉しいこと」は、
子どもが実際に喜ぶことだからです。
たとえば、子どもは褒めたら喜びますし、自分のことを分かってもらえたら嬉しいと感じています。
だから、人間の本質として、「嬉しいこと」というのは、生まれ持った共通のものだと思いました。
僕は、「どうすれば幸せな人生になるのかな?」と考えた結果、ここでお伝えした「嬉しいこと」をたくさん得ることができれば、
幸せに思える可能性が高くなると思いました。
幸せと思えるためには、嬉しいことをたくさん得られるようにするということが、僕の出した答えです。